
特殊清掃や家財整理の途中で、現金や通帳、契約書が見つかる場合があります。金額や品名だけでなく、発見から受渡しまでの記録があると、家族や管理担当者へ説明しやすくなります。作業を頼む前に、保留と連絡の手順を決めましょう。
まず確認したいこと
現金や重要書類は処分対象から外し、発見時の連絡先と受取担当者を決めます。受渡しでは双方で確認し、品名・数量・日付・受領者を記録します。権利者が不明な物は判断を保留します。
発見したときの連絡と保管の手順を決める
依頼時に、残してほしい書類や探している貴重品があれば一覧で伝えます。発見時に作業を止める範囲、連絡を受ける担当者、不在時の連絡順を相談してください。業者へ渡す情報は必要な範囲に絞り、暗証番号などは伝えません。
現金や書類を見つけても、作業員が私物と混ぜて預かったり、依頼者以外へ口頭の指示だけで渡したりしない取扱いを確認します。保管場所と管理担当者を決め、いつ誰へ引き渡す予定かを記録してもらいましょう。
受渡しでは現物と受領記録を照合する
安全に扱える状態での受渡し方法を業者と相談し、可能なら双方で現物と一覧を確認します。現金は金額、書類は種類と数量など、後から識別できる項目を記録します。汚染している物の開封や取扱いを家族だけで無理に行わないでください。
受領記録には日付、渡した人、受け取った人、品目を残します。封をした状態で受け取る場合は、封の状態と内容確認をどこまで行ったかを分けて書きます。確認していない内容まで、確認済みとして署名しないようにしましょう。
所有者や相続関係の判断は別に進める
室内で見つかったという理由だけで、すべてを依頼者が自由に使えるとは判断できません。家族以外の物、勤務先の資料、名義の異なる通帳などがある場合は、返還先や手続きの確認が必要です。清掃業者には判断を求めず保留品として区分します。
相続人間で意見が分かれる場合は、受渡しの窓口を整理し、必要に応じて専門家へ相談します。清掃の完了記録と、財産の帰属や分配の判断は別に残してください。個人情報のある書類を撮影して共有する際も、送信先と必要な範囲を確認します。
相談前の確認リスト
- 探している貴重品と処分しない書類の一覧
- 発見時の連絡順と保管の担当者
- 現物確認の範囲を明記した受領記録
- 権利者が不明な品の保留と相談先
よくあるご質問
見つかった現金を清掃代に充ててもらえますか?
その場で当然に精算する扱いにはせず、権限と契約を確認してください。発見品の受渡しと清掃費の請求を分け、双方の記録が残る方法を相談します。
遠方で現物を確認できない場合はどうしますか?
受取代理人や記録方法、配送の可否を事前に相談します。品目によって適した方法が異なるため、金額・内容の確認と引渡しを誰が担うか、具体的に決めておきましょう。
クリーンメイト九州へご相談ください
福岡・九州の特殊清掃について、現場の市町村、建物の種類、困っている状況、希望日程をお知らせください。対応範囲や訪問条件を確認し、進め方をご相談いただけます。







